WARAリズムを保育園で行っています。ニコニコしながらできた子もいましたが、周りが気になり目が合わない、逃げ出す、拒んで体をそる、嫌がりから力が入り手足を動かそうにも無理矢理になってしまいそうな子などがいました。歩き始めた子たちは特に難しく思いました。

保育園という集団の中で実施する場合、最初は、そのように使いづらさを感じられる場面が多いかなと思います。実際、同様のご相談は少なくありません。

本来、WARAリズムは、個別の運動発達サポートであり、ひとつひとつの遊びに、目的と正しい調整法を大事にしているのですが、前提には、やはりお子様とのコミュニケーション・集中できる雰囲気づくりが必要かと思います。

まずは、お子様自身に、WARAリズムという遊びに対する信頼を得ることが大事で、「これが楽しいものだ」「触れ合うことが心地よい」と心も体も受け入れる準備をしてくれるようになると、徐々に目が合うようになり、楽しんでくれるようになると思いますよ。

例えば、手遊びを教える時のように、まずは同じ遊びを何度も何度も繰り返していく、またお友達が楽しくしている様子を見せる、などもひとつの方法かと思います。

評価・観察はその次の段階かもしれませんね。

あとは、そもそも運動に対して、まだ受け入れができていない感覚のお子様もいらっしゃるかもしれません。(触られること自体が苦手・背中が緊張して仰向け姿勢を保持できない etc)

そういった場合は、やさしく触れて体を緩めるところからスタートすることが有効なケースもあります。

それを見極めるためにも、まずはWARAリズムの時間を作って、WARAリズムのわらべうたや音源など、雰囲気に慣れるところから始めてみてください。
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