「適切ではない」という見解ではありません。進化の過程でヒトとしての基本機能を獲得するのための発達の順序は決まっていますが、これは環境要因によって入れ替わったり、スキップしてしまうことがあるという意味です。スキップしてしまった機能は、再学習によって取り戻すことは十分に可能だと思います。
発達はつながりであり積み重ねです。赤ちゃんは、自分で経験した体の使い方を「得意」として動くようになります。例えば、寝返りの場合ですと、次の腹這い時の体の使い方や動きの質に影響が出る可能性が考えられます。ひとつひとつの運動にどのような目的があるのか理解を深めることで、どんな経験が不足していて、どこまで遡って再学習が必要なのかが見えてくるかと思います。
発達は順序通りにいった方がいいのは理解しているが、実際は「ハイハイをしない」などが起こります。そういう時は「適切ではない。その後の発達で行き詰るから学び直しをした方がいい」という判断でよいのか?また順序通りでない時の判断はどのようにしていったらいいのでしょうか?
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