発達はつながりと積み重ねです。腹這いを片側だけしか経験していない状態で四つ這いへ移行した場合、一見、できているように見える動きでも、「きちんと」手足を交互交差に協調した動きになっていることは少ないかと思います。引き続き、発達をさかのぼり、うつ伏せのポジション(P27)、寝返りスイッチ(P26)、抱っこスイッチ(P25)を見直していくことが必要です。
学習相談FAQの内容もご参考になさってください。
・ズリバイやハイハイの左右差は、股関節のケア以外にポイントや提案方法はありますか?
・寝返りの左右差は、寝返りスイッチに記載がありますが、腹這いや四つ這いの左右差(どっちかだけ使わない等)の場合は、股関節のケア以外にポイントや提案方法はありますか?
・発達は順序通りにいった方がいいのは理解しているが、実際は「ハイハイをしない」などが起こります。そういう時は「適切ではない。その後の発達で行き詰るから学び直しをした方がいい」という判断でよいのか?また順序通りでない時の判断はどのようにしていったらいいのでしょうか?
発達を飛ばしてしまっても、再学習すればいいとのことですが、例えば、ハイハイはきちんとできているが、ズリバイが片方だった子は、寝返りスイッチの②③を行うといいのでしょうか?
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