感覚が鈍麻(どんま)の子の特徴として、覚醒が低い印象があります。爪先立ちの場合、覚醒を高めるために行なっていると考えられます。また、お友達を押してしまうことに関しては、行動学習の問題があり、ノーゴーで衝動をコントロールする経験があったのかも重要になります。感覚の問題=行動の問題と一括りにすると支援が偏るのでここは注意が必要です。
運動指導の対応としては、アプローチは同じです。感覚の偏りは過敏でも鈍麻でも、運動・栄養・睡眠のバランスに問題がある可能性があります。まずはマッサージの感覚入力をして運動しやすい状態をつくってあげてください。さらに鈍麻の子は、覚醒をあげたいので、前庭刺激をセットにするとより効果的かもしれません。
感覚が鈍感な子には、どのようなアプローチがあるのでしょうか?(例.熱いものがこぼれても反応しない、運動全般が苦手、他人への反応が薄い、つま先立ちを好む、お友達を押してしまう等)
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